神戸サウナ&スパ

関西のサウナといえば、大阪の大東洋、ニュージャパン梅田に並ぶ代表的なサウナが神戸にあります。

JR三ノ宮駅から徒歩5分、都会のど真ん中に神戸サウナ&スパはあります。

こちらのサウナは大東洋やニュージャパン梅田と同じくカプセルホテルを併設した大型施設です。

入り口は大きなトントゥ。

コロナの時期にはマスクをしていましたがようやくトントゥのマスクも外れたようでした。

そんなトントゥのお出迎えを受けてエレベータで6Fにあるフロントへ向かいます。

トントゥとは?


フィンランドの伝承に登場する妖精の一種で、身長が30センチほどの小さな姿をし、トントゥは、サウナに住んでいるとされサウナを利用する人々に幸運をもたらす存在とされています。サウナに入る前には、トントゥに挨拶をして、彼らを気にかける習慣があります。トントゥが実在するかどうかは、科学的には証明されていませんが、トントゥを含め、フィンランドの妖精や神話的な存在は、フィンランドの文化や伝統の一部として、人々に大切にされています。

ChatGPT談

フロントでチェックインを済ませますとロッカーへ私物を入れたらサウナパンツに着替えて7Fのスパ・サウナエリアへ。

7Fの浴場に入ると大きなまん丸の天然温泉が出迎えてくれ、まっすぐテラスには露天風呂と露天水風呂。

露天の水風呂は初めての体験です。

心躍りながら体を清めてフィンランドサウナへ向かいます。

このフィンランドサウナ。

まず扉を開くとシャワーと水をかぶるためのバケツが天井から吊り下がっているのが見えます。

サウナ室はその奥で2重扉になっているためサウナ室に直接外気が入らない構造になっています。

サウナ室の入り口にはヴィヒタ。

入る前から出たあと「ざぶん」して「ピチャピシャ」を想像してしまいます。

※上記記載の「サウナうさ」は現在改名しラインスタンプ 「ウサウナー」として販売しております。

サウナ室内は天井が低い作りで湿度が部屋全体をいい感じに包み込みます。

サウナ室の至る所に使われているケロ材のいい香り。

小さな窓からかすかに外の光が暗めな室内に差し込みます。この空間は深く瞑想し心静かな時間、空間が体感できる作りです。

もちろん湿度調整は自身でセルフロウリュです。

壁には砂時計(5分計かな?間違っていたらごめんなさい)。くるっと回して砂が落ちるのを待ちます。

10分たって頭からバケツで水をかぶりヴィヒタで体の血のめぐりをよくしてそのまま露天の水風呂へドボン。

11.7℃の若干冷た目の水風呂ですが、神戸の六甲おろしにはちょうどいい温度です。

(設定温度の11.7℃は阪神淡路大震災の発生日が元になっているそうです。)

次に大きめのメインサウナ。実はこのサウナもとっても良かったです。

アロマ氷のロウリュサービスは格別でとってもいい香りがサウナ室内を包み込みます。

温度は若干高めの110度。パイン材が基本のサウナです。

少し寒かったのでこちらの方が私は好みでしたがどちらもとってもいいサウナでした。

ほかに岩盤浴のハマーム、さらには塩サウナ。

この塩サウナ実は密かに楽しみにしていました。

なぜなら床中塩だらけなのです。塩を身体中に塗り汗をかいて塩が溶けてきた頃にそのまま出口でシャワーを浴びて塩を洗い流すとツルッツルッ。

恐るべし塩サウナ。

でも本当に本当に楽しみにしていたのは夜18時から20時ごろまで晴れた日に行われる焚火です。

ちょうどこの時間にサウナから出てきますと焚火を見ながら外気浴ができまして、火と水と風を身体で感じることができます。焚火の香り。なんだか原始の何かを呼び覚ます感じです。

ゆらゆらとした炎を眺めながら外気浴をしていますとすごくリラックスできてしまうという味わったことのない感覚で超おすすめです。ぜひお出かけの際はこの時間だけは外さないでください。

と、ここまでサウナのことばかり書いてきましたけれどもちろん浴場ももちろんいいです。特にジェットバス。ジェットがキツすぎず、ゆるすぎずなんともいい塩梅で背中、腰、寝るタイプの3種類あり全てのコリをカバーできていて気に入ってしまいました。

露天ゾーンにある打たせ湯も結構な勢いのお湯を落としてくれますので最高です。さらにえっ終わり??みたいなことにならないくらいに長いです。お試しください!

この記事を書いた人

ウサウナー

そこかしことサウナがあれば旅に出ます!