大切な資料を美しくみせるコツ-その3

前回は基本に沿って制作された資料をさらに見やすくわかりやすくするためのコツについて学んできました。資料制作についてのコラムは今回が最終回です。今回はさらに整った資料をデザインする上で大切な事柄について学んでいくことにしましょう。

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スライド内のトーン&マナー

デザインと聞いてまず思い浮かべるのがこの色使いなどのトーン&マナーの部分かと思います。プロのデザイナーならばそれ+●●ということになる基礎になるのですが整ったデザインの資料を制作するには非常に大切な部分です。この整ったデザインを制作する3つのコツを実践するだけで整った印象を読み手に与えることができるのでぜひ参考にしてみてください。

整ったデザインを制作する3つのコツ

  • 色のルールを決める
  • 揃える
  • 文章を読みやすく

使用する色は絞りそれぞれの色にルールを決めることで色にいみを持たせることができます。使う色は「1.背景」「2.文字」「3.メイン」「4.アクセント」に分けて計4色で基本レイアウトをまとめます。そのうち文字と背景は無彩色が多いかと思いますので「文字+背景」+「任意の2色」でデザインを制作するように心がけましょう。

トーンを決める

色の役割を決める

カラー(任意の2色)の決め方

任意2色の決め方ですが一般的にはメインカラーはコーポレートカラーやサービスのイメージカラーを用います。アクセントカラーはメインカラーの反対色(補色)から選ぶと色同士のアクセントが生じ違いを理解しやすくなるとされています。また色ごとに持つ印象が異なることから決めるのに悩んだりしたときには参考にしてみてください。

マナー(ルール)を決める

揃える

大きさや配置が揃っていないことで違う意味を持つ場合がございます。また錯覚などにより違う大きさに見えたりと間違った認識をあたえる可能性があるので避けるようにしてください。細かい点も気を配り縦に横に意味を持たない不揃いはなくしていくように配置しましょう。

文章を読みやすく

文章はちょっとしたことで読みやすくなります。改行を区切りよく配慮のない改行は避けるようにしましょう。

エイドなら資料にあったイラストが制作可能

デザインとイラスト制作の部門を併せ持つ弊社なら資料を理解しつつ見る人の理解度向上を目的とした資料制作が可能です。大学や多数研究機関などでの経験から専門性の高い事柄をより深く正確に理解させるためのお手伝いをさせていただいております。

紹介したスライドの完全バージョンは無料で下記よりダウンロードしていただけるようにいたしております。ぜひダウンロードをして資料作りにご活用ください。

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    この記事を書いた人

    野々村寛志

    有限会社エイド 代表取締役。
    2002年にエイドを設立。学生時代、版画を先攻していた事がきっかけで印刷の世界に入る。様々な印刷方法を学んだ事を現在デザインやディレクションに活かしています。