イラスト制作会社の選び方
|目的に合う会社かどうかを見極める方法
イラスト制作は、広告・企業広報から医療・研究・教育まで幅広い場面で必要とされます。
しかし、制作会社ごとに「得意分野」「制作体制」「料金の考え方」が大きく異なるため、
どこに依頼するかによって 伝わり方も、成果も、費用対効果も大きく変わります。
ここでは、目的に合った制作会社を選ぶための 7つのチェックポイント を紹介します。
1. 得意分野を確認する(最重要)
イラスト制作会社は大きく4種類に分かれます。
| タイプ | 特徴・用途 |
|---|---|
| ① 広告・企業向けイラスト | カットイラスト、広告バナー、SNS向け、広報資料 |
| ② キャラクターデザイン系 | ゆるキャラ、ゲーム、アニメ、アイコン系 |
| ③ 説明図・技術イラスト系 | 医療、工業、研究、教育、マニュアル、手順図 |
| ④ 3D・アニメーション系 | 動画、3DCG、モーション、Web動画 |
2. 制作実績が“目的と一致”しているか
イラスト会社の実力を見るうえで、実績ほど正確な基準はありません。
▶ チェックポイント
- 自分の業界・用途に近い実績があるか
- 技術的に難しい案件に対応しているか
- before/after・制作プロセスを公開しているか
特に「医療・研究・工業」などは専門理解が必須のため、
その分野での実績がある会社は信頼度が高いと言えます。
3. 料金体系が明確か(曖昧な会社は注意)
イラストの料金は“点数・難易度・用途”によって大きく変わります。
▶ 良い制作会社の特徴
- 料金表が公開されている
- 事例ごとの価格帯が明記されている
- 見積りの根拠が明確
- 修正費・追加費のルールがわかりやすい
逆に「お任せください」「要相談」だけで料金が曖昧な会社は、
後から追加費用が発生する場合があるため注意が必要です。
4. 著作権・権利関係がクリアか(とても重要)
意外と見落とされがちですが、
権利関係が明確かどうかは、プロジェクトの安全性と再利用性に直結します。
▶ 確認すべきポイント
- 著作権の扱い(譲渡/使用許諾/二次利用)
- 外注の有無(外注が多いほど権利が複雑になる)
- NDA(秘密保持)契約の対応
特に医療・研究機関は、
外注なし=社内完結の会社が最も安心です。
5. 制作フローが整理されているか
▶ 良い流れの例
- ヒアリング(目的の確認)
- ラフ提案(構成・方向性確認)
- 清書(完成クオリティの制作)
- 修正対応
- 納品(形式・用途に合わせて最適化)
逆に「すぐ描き始める」「修正回数が不明」「ラフなし」は要注意。
成果物のズレが発生しやすく、結果として割高になります。
6. コミュニケーションの質
イラスト制作は“共同作業”です。
そのため、コミュニケーションの質は仕上がりに直結します。
▶ チェックポイント
- ヒアリングが丁寧か
- 専門用語への理解があるか
- メール・電話・Web会議の対応が適切か
- 修正指示を正確に汲み取る力があるか
特に医療・研究系は、
専門理解がある制作者のほうがストレスなく進められます。
7. 希望の用途(紙/Web/PPT/動画)に最適化できるか
同じイラストでも、用途によって最適なデータ形式が異なります。
- Web:軽量・PNG・小さめのサイズ
- PPT:画像の負荷を下げる・レイヤー分け
- 印刷物:CMYK/高解像度
- 動画・アニメーション:背景分離・パーツ分割
用途に合わせて出力できる会社は、
成果物の再利用性が高く、コスト効率も良くなります。
まとめ:失敗しない制作会社選びの7ポイント
- 得意分野は何か
- 実績が目的に合っているか
- 料金体系が明確か
- 権利関係がクリアか
- 制作フローが整理されているか
- コミュニケーションに不安がないか
- 用途に合わせて最適化できるか
有限会社エイドが「選ばれている理由」
▶ 有限会社エイド(京都・大阪)
エイドは、
医療・研究・教育分野に特化したイラスト制作会社です。
- 医療機器メーカー
- 大学研究室
- サイエンス広報
- クリニック・病院
- BtoB企業の技術説明
など、「複雑な内容をわかりやすくする」図解・3DCG・アニメーションに強みがあります。
イラスト制作や図解のご相談は、1点から承っております。
医療・研究・技術分野の案件は特に得意としておりますので、
まずはお気軽にお問い合わせください。
