初めての入院

先日、白内障の診断を受け、手術を受けてきました。

生活にはそれほど影響はないものの、視界が若干かすんだり、明るい場所ではハレーションが起きることがありました。印刷物の仕上がりを確認する際にも、少し違和感を感じていたので、やはりと思った次第です。

最近では、白内障手術は日帰りでできることが多いそうですが、私の場合は一泊二日の入院。初めての入院体験です。大部屋には4人の患者がいて、私は一番奥の日当たりが良すぎるベッドに割り当てられました。白内障患者には少々眩しい位置でした。

入院初日に手術が行われ、まずはバイタルサインを測り、瞳孔を開く薬や抗生物質の点滴を受けて手術の準備をします。しばらくすると名前が呼ばれ、看護師さんの車椅子で手術室へ向かいました。奥さんに見送られ、手術室の自動ドアをくぐると、静かな音楽が流れる中、手術が始まりました。

手術は局所麻酔で行われました。目の上に布をかけられ、眩しい光を当てられた状態で、手術名と名前を呼ばれて手術がスタート。光の中の三つの点を見るように指示されますが、目玉が動かされて光を見続けるのは難しい状態です。最初は気持ち悪さを感じましたが、途中からはなんとも言えない浮遊感に包まれ、視覚が完全に奪われた感覚になりました。光の中を浮遊しているような夢見心地の中で手術は終わりました。

手術後は目にガーゼを当てられ、片目の視力が完全に奪われた感覚が続き少し気持ちが悪かったのですが、次第に慣れ、暇を持て余すようになりました。視覚が奪われた状態では、聴覚が敏感になるのか、院内のアラーム音がよく聞こえます。

昨日、無事に通院を卒業し、現在は近くの眼科に通っています。手術を通じて、健康の大切さを改めて実感し、まぶしくもシャープで綺麗な世界を取り戻しました。皆さんもどうかお体を大事にしてください。

お体を大切に、健康第一で過ごしましょう。

画像のイラストなんだか怪しい雰囲気になってしまいました。「光の中をふわふわと浮遊している感じのイメージ」アドビファイヤーフライ (生成AI)により出力したのですが。。UFOって。

なんでやねん。

この記事を書いた人

野々村寛志

有限会社エイド 代表取締役。
2002年にエイドを設立。学生時代、版画を先攻していた事がきっかけで印刷の世界に入る。様々な印刷方法を学んだ事を現在デザインやディレクションに活かしています。