化学と医学とイラストレーション

イラスト制作のカテゴリーの中にサイエンスイラストやメディカルイラストという分野があるのをみなさんご存知でしょうか?

サイエンスイラストレーション(=scientific illusration)とは?

科学的な知識をわかりやすく図解したイラストレーションのこと。

メディカルイラストレーション(=medical illusration)とは?

医学的な知識をわかりやすく図解したイラストレーションのこと。

弊社でもお仕事の中で上記のような専門的なイラスト制作を扱っています。専門的な知識の無い我々が専門的なイラストを制作するわけですから幾度となくやりとりをし最適解を導き出す努力をしなければ完成はしません。また目では見えないものやイメージをイラストにしますのでまさに0から1を作り出す作業です。

私たちがイラストを制作するとき、解決したい課題をお客様と一緒に解決したいと思っています。イメージを制作する前に発想を膨らませ色々な状態を想定します。

お打ち合わせやDropBoxペーパーを用いて横に横に広げて行く作業を行います。そこからお打ち合わせを繰り返し、最適解を導き出してイメージの最終形へと落とし込んでゆきます。

このように我々はイラストを制作する際に内容を理解して進めることを重視しています。初めて聞いてよくわからない点や理解できない点は、専門家でない人に情報を伝える際に重要な視点だと考えています。ですので大変お手数ですが、是非、子供に伝えるように説明をしていただければ大変嬉しいです。

最近では研究成果を公表する時、論文以外に研究内容をわかりやすくして伝える「アウトリーチの視点」が求められています。そのような時にイラストは非常に効果的で最適な素材となります。

このアウトリーチの視点とまったく同じことが実社会にも言えます。例えば非常に専門的な分野において価値の高い研究や成果のプレスリリースなど。難しい研究内容や成果をだれもが理解ができるイラストにすることであらゆる分野の人たちに対して理解をしていただくことが可能となります。そのことによって新たな利用価値が生まれさらに社会に役立つ研究や物が生まれるお手伝いができるものと信じています。

我々はそのようなアウトリーチに役立つ新しい発想や物づくりの種になるような、0→1のイラストを制作したいと考えております。

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    この記事を書いた人

    野々村寛志

    有限会社エイド 代表取締役。
    2002年にエイドを設立。学生時代、版画を先攻していた事がきっかけで印刷の世界に入る。様々な印刷方法を学んだ事を現在デザインやディレクションに活かしています。