2●年前にも行った「ソレ」

早いものでもう11月も半ば。

9月末に無事決算を迎え、創業依頼イラスト制作し続けて、ようやく19周年を迎えることができましたのも弊社をご贔屓にしてくださるお客様あってのことと感謝いたしております。

決算の用事があって京都で打ち合わせをしてきたのですが、紅葉シーズンも始まってか観光客の戻りそれなりの混雑具合。海外からの観光客はまだきてらっしゃらないのでほとんどが日本人観光客。「こんなだったなぁ」と昔を思い出してしまいました。

この2-3年、海外観光客などを意識してか、電柱の地中化をしたり歩道幅を大きくしたり進入禁止の道ができたりと混雑する場所や道が大きく変わっていて、久々に帰るとこんなところに「大渋滞が!」といった感じになってしまいます。

私は喫茶店が好きでして、学生時代には純喫茶など見つけては入店し、店内の内装やら雰囲気やらを観察するのが好きでした。そんな私がいまでも強烈なインパクトを受けた喫茶店の一つに京都、四条木屋町にある「ソワレ」という純喫茶があります。

河原町通と川端通の渋滞が激しく全くといっていいほど動かなかったので元地元住民としてはこの観光客ばかりの渋滞に巻き込まれるわけにいかないとカッコをつけ裏道を駆使して抜けることにしたのでした。

御池から木屋町通を南に曲がり三条を超えて進んでゆくとのそ2●年前にも行った「ソレ」があるのですが、そこにはなんと行列ができているではありませんか!このブログを書くために少し調べてみると、1948年創業=創業73年!!そんな長い間喫茶店だけを続けてきたんだーと関心し、まだまだ行列ができる人気店かつ唯一無二の存在!とこれには弊社もあやからなければと気を引き締めているところでございます。

そんな例年の年末印刷物最終入稿時期ですが2021年12月15日頃から製品別に順次締め切りをしてゆくことになると思います。

2021年度中の納品をご希望のお客様は12月15日頃までの下版(色校正了解)を目処にスケジュールを組んでいただけますと幸いでございます。


京都 四条木屋町 喫茶店「ソワレ」Instagram

古き良き昭和を感じさせるとても可愛い空間です。お近くにお越しの際は是非お立ち寄りくださいませ!

寛ぎの中に、乙女の憧れと魅惑的な緊張が入り混じった不思議な時間が流れるタイムスリップしたような青い幻想空間。珈琲を注ぐ音しか聞こえない静寂の時、大人は昔を懐かしみ、若者は過ぎた日のカフェへの在り様に想いを馳せる

(2012年MBS製作「美の京都遺産〜喫茶ソワレ〜」から)

この記事を書いた人

野々村寛志

有限会社エイド 代表取締役。
2002年にエイドを設立。学生時代、版画を先攻していた事がきっかけで印刷の世界に入る。様々な印刷方法を学んだ事を現在デザインやディレクションに活かしています。