漫符

スタンプ表現をささえる秘密

ブログの記事に困ってきたので量産できる記事を書かねばとゴニョゴニュしております。

弊社で制作の”あの有名な”スモーレスラー海の海スタンプ。「微妙なニュアンスを伝えることができる」や「言葉にできない感じが伝えられる」などたくさんのお褒めのお言葉をいただき感謝いたしております。


そんな海の海シリーズのスタンプ表現を支えるスパイスとして「漫符」というものがございます。

漫符
漫符(まんぷ)は漫画特有な記号表現のことである。
古くから見られるが、具体例を示して「漫符」という呼称を使用した初出は『サルでも描けるまんが教室』の第3回である[いつ?]。
同作品では漫符を「感情や感覚を視覚化した、まんがならではの符号(記号)」と定義している。
夏目房之介は独立に形喩(けいゆ)という用語を造語している。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

このような「漫符」イラストのそばに添えることによりイラストの持つ意味にスパイスを加えます。さらに使い方によって様々な表現が可能となります。このような「漫符」は様々なところで使用されているのですが、本ブログでは(まずは)スモーレスラー海の海シリーズのスタンプに用いられている漫符表現についてひとつひとつ解説を加えていきたいと思います。


音符

音符を複数用いることにより実際に音が鳴っている様を表現できる。また一つだけの場合は機嫌が良い様を表したり、「簡単」や「楽ちん」な様を表すこともよくあります。

音符で表現できる状況の事例
手もなく、楽楽、訳無く、楽々、軽軽、難無く、苦も無く、苦もなく、安々と、やすやす、易易、あっさり、安安と、難なく、すんなり、手も無く、容易に、易々、取り組みやすい、取っ付きやすい、入りやすい、何の問題もない、楽チン、楽ちん、簡易な、難易度が低い、レベルの低い、低級、低レベル、初心者向け、ビギナー向け、造作ない、サルでも分かる、全く問題がない、何の難しいこともない、至極簡単な、超簡単な、等

このスタンプでは不規則な向きに配置することで不規則な音がなっている様子を表しています。

この記事を書いた人

野々村寛志

有限会社エイド 代表取締役。
2002年にエイドを設立。学生時代、版画を先攻していた事がきっかけで印刷の世界に入る。様々な印刷方法を学んだ事を現在デザインやディレクションに活かしています。