葛飾北斎:浮世絵師

English: The Lantern Ghost, Iwa
English: The Lantern Ghost, Iwa
English: Katsushika Hokusai: Red Fuji, nishiki-e, 25,6x37,7 cm.
English: Katsushika Hokusai: Red Fuji, nishiki-e, 25,6×37,7 cm.
『駿州江尻』 /Part of 『富嶽三十六景』、no. 35.
『駿州江尻』
/Part of 『富嶽三十六景』、no. 35.

 

森羅万象を描き、生涯に3万点を超える作品を発表した。若い時から意欲的であり、版画のほか、肉筆浮世絵にも傑出していた。しかし、北斎の絵師としての地位は「富嶽三十六景」の発表により、不動のものとなっただけでなく、風景画にも新生面を開いた。北斎の業績は、浮世絵の中でまさに巨大な高峰であったが、達者な描写力、速筆は『北斎漫画』の中にも見ることが可能である。さらに、読本(よみほん)・挿絵芸術に新機軸を見出したことや、『北斎漫画』を始めとする絵本を多数発表したこと、毛筆による形態描出に敏腕を奮ったことなどは、絵画技術の普及や庶民教育にも益するところ大であった。葛飾派の祖となり、後には、フィンセント・ファン・ゴッホなどの印象派画壇の芸術家を始め、工芸家[2]や音楽家にも影響を与えている。シーボルト事件では摘発されそうになったが、川原慶賀が身代わりとなり、難を逃れている。ありとあらゆるものを描き尽くそうとした北斎は、晩年、銅版画ガラス絵も研究、試みたようである。また、油絵に対しても関心が強かったが、長いその生涯においても、遂に果たせなかった。1999年には、アメリカ合衆国の雑誌『ライフ』の企画「この1000年で最も重要な功績を残した世界の人物100人」で、日本人として唯一86位にランクインした。門人の数は極めて多く、孫弟子も含めて200人に近いといわれる。

葛飾北斎』『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)。最終更新 2013年12月14日 (土) 13:12(日本時間)現在での最新版を取得。

あまりにも有名な葛飾北斎ですが、北斎の三女お栄(葛飾応為)も女浮世絵師として有名。嘘か本当か北斎と応為は片付けが出来なくて、部屋が散らかったら引っ越しを繰り返していたそうです。

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